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雨に対する設計のポイント

のきとい、たてといのサイズは、取り付ける建物の屋根面積への降雨量をカバーできる排水量を持つ組み合わせとなります。

計算手順

1.1本のたてとい(落し口)が受け持つ屋根投影面積A(m2)を計算します。
2.屋根投影面積への降雨量Q(m3/sec)を算出します。
3.使用するのきといの排水量Q1(m3/sec)を算出します。
4.使用するたてといの排水量Q2(m3/sec)を算出します。
5.上記数値を基に適合性を検証します。

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計算例

■条件

(1)降雨強度:180mm/hr
(2)大型角とい:カーボンP150
(3)大型角といの施工勾配:1/300
(4)たてとい:VP75

Q(降水量)<Q1(のきといの排水能力)
Q(降水量)<Q2(たてといの排水能力)    の2つの条件を満たすこと
屋根への降雨量Q(0.0035m3/sec)に対して、のきといの排水能力Q1(0.00499m3/sec)と、たてといの排水能力Q2(0.00368m3/sec)が勝っているため、投影面積70m2の屋根に降る降雨強度180mm/hrの雨水を排水することができます。
※判定がうまくいかない場合は、たてといを追加して受け持ち屋根面積を減らしてください。

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組み合わせ排水量Qα(m3/sec)より適応屋根面積を求める方法

したがって大型角といカーボンP150、たてといVP75、勾配1/300、降雨強度180mm/hr の条件で施工した場合、 落し口1ヶ所あたりの適応屋根面積は73.6m2となります。

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参考資料

1.降雨強度とは?

降雨強度とは、単位時間の雨量を1時間あたりに換算したものです。例えば、15分間に10mmの降雨があった場合の降雨強度は、40mm/hr(10×60/15)になります。


2.日本の降雨量

セキスイでは、日本各地における降雨強度を以下の基準で設定し、大型用雨といには排水量計算上、基準2の180mm/hrを使用しております。下記の県別降雨量の最大記録図でもわかるように、ほとんどの県は年平均100mm/hrですが、大型建築物の場合は、降雨初期の雨水をスム?ズに処理するため、大きめに設定する必要があるためです。



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