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エスロコイルの標準施工

カーボンシリーズの特徴


■設計上のご注意

●次のような厳しい環境でのご使用については、事前に弊社へご相談ください。
・高温部での使用
・薬液槽の近くなど、廃液、排ガスに接する場所での使用
● 流水抵抗の少ない樹脂性の表面を採用していますが、谷といとしてお使いいただくときは、標準的には1/100以上の水勾配を取ってください.
●夏冬の温度差により熱伸縮が発生します。雨といの場合、たてといとたてといの中間が長いスパンでは、伸縮処理をお願いします。(20mに1カ所程度は必要です。)

■取扱い上のご注意

●油、有機溶剤(シンナー、ガソリン、ケトン類)が付着した場合は劣化を早めますので施工中、保管中ともご注意ください。万一付着した場合には、速やかにふき取ってください。
●梱包には充分に注意を払っておりますが、転倒や放り投げなど、手荒なお取扱いは避けてください。また、吊りさげにはハッカーを使ってください。
●施工中、保管中とも、被覆層に傷をつけないようご注意ください。また、ケガキやマーキングには、色鉛筆か墨糸をご使用ください。
●保管の際は、タテ保管をお願いします。

■設計上のご注意

●のきといとしてお使いいただくときは、金具は500〜600mmピッチで。また、直接、金具とといをリベットなどで固定することは避けてください。
●切り口など芯材が露出した部分は、専用補修液を使って防錆処理を確実に行ってください。
●継ぎ足し部分など、漏水の恐れのあるところは、専用シーリング剤「シリコーンシーラント85」で確実に防水処理を行ってください。
●施工中、溶接の火花などがエスロコイルに飛ばないよう、ご注意ください。
●のきといとしてご使用になる場合、施工中は歩み板を敷いてください。通路の代用として使うことは危険なだけでなく、将来の漏水の原因になる恐れもあります。
●エスロコイルの継ぎ足し部など漏水の恐れのあるところは、シリコーンシーラント85で確実に防水処理を行ってください。


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カーボンシリーズの特徴

カーボンシリーズの特徴

(1)支持金具の取り付け

●施工する谷といの容量、使用するエスロコイルの重量などを考慮して、金具形状、取付間隔を選んでください。

カーボンシリーズの特徴

(2)エスロコイルのほどきおよび材料取り

●端部を軽く押さえ、被覆層に傷をつけないよう注意して転がしてほどきます。
● 施工される長さに、止まり加工分と伸縮カバーを固定する折り返し分(2〜3cm)を加えて切断します。

カーボンシリーズの特徴

(3)寸法出し

●折り曲げ部、切断部などの寸法出しは、色鉛筆または墨糸で決めてください。
●エスロコイルは、幅方向100mmピッチで寸法目安線を入れてますので、参考にしてください。

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(4)切断

●通常は、大きめの直刃はさみで切断できます。長尺のカットには、電動式のハンドソーを使用した方が便利です。

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(5)折り曲げ加工

●折り曲げ機を使わず、人の手で折り曲げるときは、コイルの内側に折台かタル木などの直角部を当てると、きれいな曲げ加工ができます。折り曲げの角部の仕上げは田楽木槌などで入念に。

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(6)止りの加工

●通常は八千代返しで。深底の場合はハゼ折り止りなどを行います。
●折り曲げ部分のリベット止めは、必要に応じて行ってください。
●リベットの頭やハゼ加工部、重ね代部には、必ず「シリコーンシーラント85」で防水処理を。
●伸縮カバーを取り付ける場合は、固定のために約3cm折り返しを設けます。

カーボンシリーズの特徴

(7)伸縮処理加工

●止りと伸縮カバーの組合せで、伸縮処理を行います。
●ワンスパンの長さと温度差を考慮して伸縮部の間隔を決め、伸縮カバーを両方の止りの折り返し部に取り付けます。

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(8)排水口の加工

●落し口は、定められた位置に落し管の口径をコンパスでけがき、ホルソーまたははさみで切り抜き、切断面に「シリコーンシーラント85」をぬってください。

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(9)排水管の施工

●「加工落し管」または「エスロン・自在ドレン」を切り抜いた排水口に取り付けます。
●「加工落し管」は返したツバを全部リベットで固定し、取り付け部は「シリコーンシーラント85」で充分な防水処理をします。
●「エスロン・自在ドレン」の場所は、排水口の周囲に「シリコーンシーラント85」充てんし、自在ドレンをはさみ、充分ネジ込みます。
カーボンシリーズの特徴

(10)施工仕上がりの状態

 

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カーボンシリーズの特徴

●エスロコイルのシールをする表面の水分、油、ホコリ、汚れをきれいに取り除いてください。
●ノズルの先端を必要な押出し量に見あうところで切断し、コーキングガンにセットして押し出し、エスロコイルの接続部、リベット部に充てんします。
●充てん後はヘラなどで均一にならしてください。

注)「シリコーンシーラント85」は接着剤ではありません。固定はリベットなどで行ってください。

注) 「シリコーンシーラント85」の有効期間は製造後1年です。

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カーボンシリーズの特徴

(1)ハゼ継ぎ

カシメの重ね部分の折り曲げ幅は15mmとってください。
リベット打ちは50mm間隔でご使用ください。
「シリコーンシーラント85」は均一に充てんしてください。

(2)重ね継ぎ

接続部の重ねは70mmとってください。「シリコンシラント85」を2条ぬりにしてください。
リベットの頭を包み込むように「シリコンシラント85」を均一に充てんしてください。

(3)異種金属板との接続

異種金属はできるだけ接続しないでください。接続する場合は必ず伸縮処理を施してください。

(4)幅の継ぎたし

谷といの底の中央部で継がず、側面で継いでください。(A図)
 
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カーボンシリーズの特徴

深底止りの場合は、加工部を切り込み、折り曲げてリベットで固定します。
通常一番よく行われる八千代返しに折り曲げるときは、刀刃を用いて曲げるときれいに仕上がります。折り曲げ部のキズ入りに注意してください。
折り曲げ部分のリベット止めは必要に応じて行ってください。
リベットを使用したときは、必ず「シリコンシラント85」で防水処理を完全に行ってください。
伸縮処理を行うところは、伸縮カバを取り付けるために“返し”を約3cm折り曲げます。
見た目に美しく仕上げたいときは、ハゼ折り止りにしてください。
 
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カーボンシリーズの特徴

エスロコイルの伸縮処理は、熱伸縮および水勾配を考えると20mに1ヶ所必要です。

伸縮処理の止り間隔は標準60mm、伸縮カバーの鍔部は50mm程度にしてください。
伸縮カバの取り付け作業は、あらかじめワンスパンの施工長さと温度差を考えて伸縮処理の間隔を決め、両方の止りの返し部分に取り付けます。
切断面には「シリコンシラント85」をぬり、防食処置をします。

エスロコイルは鋼板と同じ線膨張係数(a)です。
  a=1.1×10-5(塩ビ雨といの1/6です)

伸縮量は次の計算通りに行ってください。
  例)  
温度差60℃の場合、谷とい長さ20mのとき、13.2mm伸縮します。

伸縮量R 長さ(20000mm)×温度差(70℃)×1.1×10-2
  13.2mm
 
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(1)自在ドレンを使った落し口施工作業
ホルソーはさみなどで、使用される自在ドレンの落し口に合わせた穴をあけます。
穴の切断面は、「シリコンシラント85」をぬって防食処理をしてください。
穴の周囲に「シリコンシラント85」を充てんします。
自在ドレンを排水部の穴にはさみ、充分ネジ込みます。
落し口の切り抜き
自在ドレンの取り付け

(2)落し管と落し口の加工作業
落し管は前もって定めた口径のものに加工しておきます。
落し口は定められた位置に落し管の口径をコンパスでけがき、ホルソー、はさみなどで切り抜きます。
切断面には「シリコンシラント85」をぬります。
落し管のツバの切り込みは約3cm程度とし、その部分を1枚おきに外側に折り曲げてください。
谷といの排水口に落し管をはめ、折り曲げたツバを全部リベットで固定します。
取り付け部は水モレの発生しないように、充分に「シリコーンシーラント85」で防水処理をしてください。
加工落し管
リベットでの固定
シリコーンシーラント85による防水処理

(3)加工マスによる落し口施工作業
加工マスは谷といの容量に合ったものを、前もって作成しておきます。
切断面には「シリコーンシーラント85」をぬり、リベットには「シリコーンシーラント85」で防食処理をしてください。
マスの中で谷といの伸縮処理を行うときは、谷といに約30mmの切り込みを入れて、折り曲げ、水切加工をしてください。
加工マスは、といの容量にあったものを
仕上がりの状態
 
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カーボンシリーズの特徴

(1)瓦棒の場合

下の図の場合、はね返った雨水が、野地にかからないよう、唐草によるはねよけや、といの内曲げなどを配慮してください。

(2)折版の場合

雨水のはね返りをはねよけ板で防ぐかまたは、はね返った雨水を止めるため、雨戸周囲と折版底部に定形シーリングのテープ状のものを入れるなどの方法を講じてください。


(3)谷とい形状


右図の場合、以下の特長があります。
・雨水のはねかえり方向がよい。
・水溜まりが少ない。
・底面の凹凸が小さく土砂が雨水と一緒に流れやすい。
小屋裏などスペースのある所はぜひ参考にしてください。
 
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