| 下図のような建物の谷といと、たてといの寸法を計算式を使って計算する手順は次のようになります。 |
|
![]()
1.1本の落し口が受け持つ屋根投影面積 A(m2)を計算します。
A = a・b |
| =20×15 =300m2 |
a:屋根奥行き20m b:落し口1ヶ所が受け持つのきといの長さ15m |
2.のきといが排水しなければならない降雨量 Q(m3/sec)を計算します。
Q = N・f・A |
| =6.7×10-5×1.0×300 =0.0201m3/sec |
N:降雨強度240mm/hrにおける1秒間の降雨強(m/sec) 240÷3600秒=0.067mm/sec=6.7×10-5m/sec f:流出係数1.0(不浸透屋根の場合) A:屋根投影面積300m2 |
3.のきといの大きさを設定します。
| A0=W×H=0.32×0.2=0.06m2 | ![]() |
![]() |
| n:エスロコイルの粗度係数0.011 i:のきといの水勾配1/500 m:のきといの平均流体深さ(m) (m=排水断面積÷潤辺長) |
| Q:エスロコイルの粗度係数0.011 K:のきといの水勾配1/500 V1:のきといの流速0.80005m/sec |
A1
|
< |
A0
|
計算上ののきといの必要排水断面A1(0.03769m2)に対して使用するのきといの排水断面積A0(0.06m2)が勝っているので、この場合の降雨量Qを排水することができます。 ※設定したのきといの断面積が小さい場合は高さ(h)または幅(w)を大きくし、また、断面積が大きすぎる場合は高さ(h)または幅(w)を小さくして再計算を行ってください。 |
1.たてとい落し口の流速 V 2(m/sec)を計算します。
| g:重力の加速度9.8m/sec2 h:のきといの深さ0.2m |
2.降雨量Qを流速Vで排水できる、たてといの必要排水断面積 V2(m2)を計算します。
![]() |
Q:降雨量0.021m3/sec C:流量安全係数0.6 V2:たてといの流速1.97990m/sec |
![]() |
3.上記数値を元に適合性を検証します。
|
< |
|
計算上のたてといの必要排水断面A2(0.01692m2)を上回る断面積を持つたてといを選定すれば、この場合の降雨量Qを排出することができます。 | ||